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部門ご案内

『看護部』

専門認定看護師・認定看護師の紹介

Professional accredited nurse / Certified nurse

認定看護師

当院には日本看護協会の認定看護師3名、日本精神科看護協会の精神科認定看護師6名が在籍しており、精神科病院における様々な問題解決に向け質の高い看護が提供できるよう、実践、指導、相談を行っています。
それぞれの認定看護師の活動について紹介します。

精神科認定看護師

長浜 利幸  憂うつや不安などの病気からくる苦痛の緩和だけでなく、患者さんの中にあるプラスの側面を拡大、より自分らしく満足のいく人生が歩めるよう支援することを心がけています。具体的には、憂うつや不安に対して環境調整を行うとともに、認知行動療法を用いることで物事を柔軟に捉え、本来行いたかった行動がとれるよう支援しています。また、ご家族にはCRAFT(クラフト)やペアレントトレーニングを通して、ご家族とご本人の関係が再び良好になるよう取り組んでおり、皆様のこころが少しでも軽くなることができるようにお手伝いしたいと思います。
長谷川 典子  人は気持ちが不調になると、からだは緊張状態になります。一方で、からだに不調をきたすと、こころにストレスを抱えやすくなり、こころが緊張状態になります。すると、気持ちのゆとりがなくなり、生活の中でうまくいかないと感じたりします。
 私は、病棟や外来において、こころの緊張が和らぐことができるよう、お話ができる関係をもつことを大切にしています。また、からだの緊張を和らげることで、こころが自然と緩むことができるように、弛緩法や呼吸法などを取り入れています。患者さんから「睡眠の質が良くなった」「身体が楽になった」という声が聞かれています。患者さんが、気持ちやからだを力まず、生活する力を取り戻すことができるよう支援しています。
岸田 雅彦  精神科病院を受診するのに抵抗感や不安感はありませんか?私たちはそのような抵抗感や不安感を少しでも取り除くことができるように、日々の看護に取り組んでいます。
 中でも、私は認知行動理論に基づいた支援や行動制限に関する権利擁護に力を入れて取り組んでおり、病棟や必要に応じて看護外来で看護実践を行っています。
 何か不安なことや困ったことがありましたら、ぜひご相談ください。少しでも安心して精神科医療を受けることができるよう、ご協力させていただきます。
西川 智  現在、外来訪問看護で勤務しています。精神疾患を持ち地域で生活する際、様々な困難があります。訪問看護では利用者の方の自宅へ訪問し、その人の思いを傾聴しながら困りごとに対応しています。また、利用者の方がもっている強みや健康的な部分を大切にし、元気で明るく日々の生活が送れるよう支援しています。
 また地域の支援者とのつながりも大切にしています。精神障がい者の地域移行支援、地域定着支援を目的とした地域福祉との連携会議「ひかりの会」を開催し、精神障がい者の方々にとってもより良い地域が作れるよう努めています。
青木 周二  人はストレスや傷つけられる体験により、いわゆる「こころの病気」になる場合があります。「こころの病気」は傷ついた気持ちと付き合いながら、自分でバランスを取れるようになることがゴールと考えています。それを踏まえ、生涯発達理論の視点で患者さんを理解し、その個性や強みを活かして生活を送れるようにサポートしています。
 現在は、児童思春期病棟で直接的な子どもへのケア、集団活動での自立に向けたサポート、家族への支援、他職種との協働・連携を行っています。
藤井 ショーン  私は高齢者に関わることが好きです。認知症看護では「お年寄りを好きになり、その人に興味を持つ事」と「快刺激のケアが大切」です。快刺激のケアは、忘れることや緊張を感じている認知症の方が「うれしい、たのしい、心地よい」と感じられるような環境とケアを提供する視点が大切です。私はこの快刺激のケアの視点をもとに、認知症特有の症状に対応し、スタッフからの悩みごとの相談にのっています。また、認知症看護領域の認定看護師を目指す研修生の指導をしています。
 私は認知症看護を行う上で、その人を大切に、その人に寄り添い、尊厳ある‘‘やさしい認知症ケア‘‘を日々スタッフと協働したいと考えています。

認知症看護認定看護師

杉田 顕好  当院の認知症疾患センターでは、鑑別診断のほか、相談事業、普及啓発活動を行っています。その中で私は、認知症の方々の直接的な支援や看護師への相談や支援をしています。認知症ケアラウンドでは各部署の認知症ケアの困りごとの解決に向けてスタッフへ指導・相談を行っています。他に、地域で生活される認知症の人やその家族への支援や認知症看護認定看護師の実習生を受け入れ、後輩育成にも力を入れています。また、DPAT先遣隊として、災害時に認知症ケアを融合した精神科の被災地支援を行いたいと考えています。
 『認知症だから出来ないではなく、認知症だけど出来る』視点で、その人の強みや生き方を最大限に尊重し、その人がその人らしく生活していける支援を続けていきたいと思います。

感染管理認定看護師

森田 亮一  当院に関わる全ての人を感染から守ることを使命として活動しています。ICT(感染対策チーム)とともに院内ラウンド・教育・サーベイランス・相談業務などを中心に行っています。精神科病院は、COVIDー19でもクラスターが多発するなど、「ひとたび感染症が持ち込まれると爆発的に拡大しやすい」環境にあります。しかし精神科病院では、感染対策を患者さんにご協力いただけない場合や、速乾性手指消毒剤などが患者さんにとって危険物となる可能性があるなど、一般病院と異なる難しさもあります。そんな中でも患者さんや職員にとって安全で安心な医療環境を守れるように活動しています。

摂食嚥下障害看護認定看護師

市村麻美 摂食嚥下障害看護認定看護師は、専門的な知識と技術をもとに患者さんが安全に美味しく食べられるためのリハビリや食事形態の調整、食べる姿勢の調整・口腔ケアを行うのが主な役割です。食べることは生命維持の手段であるだけでなく、楽しみや喜びとなり、生きる活力になります。患者さんの「食べたい」を支援するために、NST(栄養サポートチーム)は他専門職と協働しての栄養状態や食事について包括的に支援をしています。食べられなかった患者さんが「美味しいわ~」と笑顔になり、食べる楽しみを回復されていくことがやりがいです。

専門看護師

 兵庫県立病院には、専門看護師が1名在籍しています。
 専門看護師による倫理研修やリフレクション研修を通して、精神科看護における倫理的課題について考え、課題を明確にし、実践できる看護師の育成に取り組んでいます。
 専門看護師の活動について紹介します。

精神看護専門看護師

福本 倫子  精神看護専門看護師には、実践・相談・調整・倫理調整・教育・研究の6つの役割があります。わたしは、慢性期病棟で長期入院や入院を繰り返す患者さんに対する実践を中心に活動をしています。患者さんに寄り添い強みに焦点を当てる看護実践と同時に、安心感が持てる退院支援のために多職種間調整をします。また実践だけでなく、新人看護師教育や院内研修、研究支援を担当し、自分を含めたスタッフの精神科看護師としての倫理観を育み、看護の質の向上を目指します。
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