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診療ご案内

『児童思春期センター「ひかりの森」』

「ひかりの森」について

About “Hikari no Mori”

近年、不登校、ひきこもり、虐待など、若年層のこころの問題に社会的関心が高まりつつある中、気分障害(うつ病)、強迫性障害など、入院治療を必要とする児童・思春期の精神疾患患者に対応するため、県内で初めてとなる入院専門治療施設として、平成25年、児童思春期センター「ひかりの森」を開設しました。

児童思春期外来、児童思春期病棟、院内学級の3部門で構成されており、医師、看護師、精神保健福祉士、臨床心理士、教諭など他職種が協働して、治療や療育に取り組んでいます。

施設案内

“Hikari no Mori” facility information

階数ボタンのクリックで各階のフロアマップが表示されます。

施設概要

総数65床(児童病棟 25床、思春期病棟 40床)

1F 外来診療
・一般
・児童/思春期
診察室、処置室、鑑定室、カウンセリング室、心理検査室、心理療法、相談室、プレイルーム、再診受付、待合ロビー
2F 思春期病棟 病室、スタッフステーション、面会相談室、プレイルーム、デイルーム、音楽室、図書室兼学習室、浴室、洗濯室、庭園
3F 児童病棟
4F 院内学級 教室、職員室、相談室、ひかりの森ホール、屋上庭園

児童思春期精神科外来について

Children adolescent psychiatry outpatient

診療内容

児童思春期担当医が診療に当たっています。初診時に患者さんとご家族から詳しい問診を行います。
必要に応じて臨床心理士による心理検査や発達検査を行い、病状や特性の評価を行います。
治療では、担当医による精神療法、薬物療法を行います。
家族面接を行い家族関係にも配慮し、学校や児童相談所、地域の関係機関とも密に連携しています。
臨床心理士による心理カウンセリング、箱庭療法、プレイセラピーなどを行う場合もあります。

薬物療法では、抗不安薬、抗うつ薬、抗精神病薬、多動性障害治療薬などが使用されますが、できるだけ副作用の少ない薬物を選択し、学業や生活に支障をきたさないように配慮しています。

対象年齢

17歳以下の方
※入院は20歳未満の方

対象とする疾患

  1. 統合失調症などの精神病性障害
  2. うつ病、躁うつ病などの気分障害
  3. 適応障害や不安障害、解離性障害、強迫性障害などのストレス性関連障害
  4. 拒食症や過食症などの摂食障害
  5. 広汎性発達障害や多動性障害などの発達障害
  6. 不登校やひきこもり、虐待などの心理的問題

受診のご案内

外来療育

児童思春期精神科への入院について

About admission to child puberty psychiatry

入院治療では、児童思春期担当医、看護師、精神保健福祉士、臨床心理士、作業療法士、栄養士、薬剤師がチーム医療を行っています。個別性や自主性を尊重し、安心して入院生活が送れるように配慮しています。
集団療法やレクリエーションなどを通して、同世代の仲間と接することで心身の健康を取り戻し、家庭や学校、地域での生活が送れるように支援します。
また、当院には、県立上野が原特別支援学校ひかりの森分教室が併設されており、小中学生は入院中に学校教育が受けられます。
入院治療には以下のようなプログラムも用意しています。

不登校の中学生向け合宿入院

専門病棟

院内学級

児童思春期センターの4階は、県立上野ヶ原特別支援学校の分教室となっています。 入院後に転校の手続きをし、医師の許可が出ると小中学生は授業が受けられます。小学部、中学部別の学級編成で、中学部は教科担任制です。授業課程は基本的に小中学校に準じています。また、病棟との連携も密に行います。

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