精神保健福祉士インタビュー

精神保健福祉士インタビュー

精神保健福祉士①

人は誰でも、変わっていけるのだと実感させてもらえる

精神保健福祉士になろうと思ったきっかけは何ですか?

「人は、誰か一人でも相談できる人がいれば生きられる」
誰の言葉か忘れてしまいましたが、いつも胸にある一言です。
自分も職場の同僚や友人、家族、身近な人が困っているとき、悩んだとき、隣にいて、寄り添えるような人になりたいと思うようになりました。

「その人が生活している場所で、一緒に困って、一緒に解決する、そんな人になりたい」
と、ゼミの先生につぶやいたとき、「ソーシャルワーカー」という仕事があると紹介され、精神障害を持つ人の作業所に行かせてもらうことになりました。
精神科の病気は、回復に長い時間を要するといわれています。病気をもつことで、生活のしにくさ(障害)を抱えることもあります。
作業所で出会ったのは、病気や障害をもつ人たちと共に歩んでいるソーシャルワーカーさん達でした。決して上から指示することなく、利用者さん一人一人の生き方を大切にし、病気・障害を治すというよりも、病気・障害をもったまま、その人らしく生きることを支えている人たちでした。
こんな価値観があるのかと、衝撃を受けました。この価値観をもっと学びたい、そう思ったのが精神保健福祉士になろうと思ったきっかけです。

実際に精神保健福祉士の業務をやってみてギャップはありましたか?

医療システム、公立病院としての機能・役割上、患者さん・ご家族の全てのニーズには応えられないことがあることです。

業務の中で一番苦労した点は何ですか?(それをどのように乗り越えたかも含む)

病院には様々な職種の人が多職種でチームを作り、患者さんに関わっていますが、就職したての頃は、それぞれがどんな思いや役割を持って仕事をしているのかわかっておらず、自分だけの思いで動いてしまっていました。
各部署の担当者と話し合いを重ねる中で、それぞれの持ち味を活かしあったり、認め合う関係へと変わっていきました。協力し合えるチームを作ることは難しいですが、それぞれの思いが一つになったとき、一人では成しえない大きな仕事ができることに気付くことができました。

今、一番やりがいを感じていることは何ですか?

患者さん、ご家族、地域の支援者さん、院内の多職種…本当にたくさんの人でチームを作り、目標に向かって一緒に取り組んでいくことにやりがいを感じています。

ひょうご こころの医療センターで働いていてよかったと感じたことは何ですか?

人は誰でも、変わっていけるのだと実感させてもらえることです。患者さんも、ご家族も、少しずつですが変わっていきます。そんな姿にふれることで、私自身も変われる勇気をもてることです。

ひょうご こころの医療センターで働いて自分自身、成長したな(変わったな)、と思う点を教えてください。

勤めはじめの頃は、周囲の意向と自分の考えとにずれがあっても、なかなか言えませんでした。しかし、誰かの意見が優れていたり、正しかったりするわけではなく、目標に向かって一緒に取り組んでいく人たち一人一人の価値観が大切であることに気付いてからは、チームの中で自分自身が大切だと思っている価値観を少しずつ話せるようになりました。

ひょうご こころの医療センターで、今後、挑戦したいことは何ですか?(展望、又は目標など)

誰もが本当に安心して暮らしていけるようなサポートネットワークを地域に作っていくことです。

今後、入職する方へメッセージ(アドバイス)をお願いいたします。

仕事はバラエティに富んでいて、やりたいことを実現しやすい環境です。
いろんな職種と連携して仕事ができるので、多様な価値観にふれることができ、成長できます。ぜひ一緒に働きましょう。
※募集は兵庫県のホームページで採用試験情報をご確認ください。

たべものの話 こんな時どうしたらいいの? 患者さんからのメッセージ しずくちゃんだより
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