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診療ご案内

大人の発達障害

Developmental disorders of adults

大人の発達障害が話題になることが増えています。発達障害は生まれもったその人の特徴であり、成人になって生じるものではありません。
その特徴に子どもの頃に気付かれなかったか、気付かれていても困らなかったのでしょう。
その特徴に大人になって気付いたり、あるいはその特徴によって困りごとが生じた時、障害を起こした状態が大人の発達障害といいます。
ですので、その特徴があっても、ご本人も周りも困っていなければ、その人の特性であって障害ではありません。

しかし、成人として就労し家庭をもち、複雑な対人関係や仕事の中に入ると、それまで何とかやりくりして出来ていたことに、差し障りが出来ることがあります。
その際に他の人との違いや、居心地の悪さ、生きづらさを感じることがあります。
その結果、不安やうつなどの精神症状や、さまざまな社会生活上の躓(つまづ)き困難が生じてくることがあるのです。
といって、こうした症状や困難をもたらすのは発達障害だけではありません。

当センターの大人の発達障害外来は、子どもの頃から診断を受けていた方も、発達障害ではないかと悩んでいる方も診療しています。
発達障害が根本的に治ることはありません。
しかし、対処方法の工夫や周囲の理解、環境の調整で随分と障害は軽減していきます。
時に薬物療法が有効なこともあります。

一人一人異なる認知的な特徴を検討して、その方にあった解決方法を探していきます。

診察では現在の症状、困り事やこれまでの対処方法などを伺います。
また乳幼児期から学童期の生育歴をうかがいます。
そのため、母子手帳や通信簿など幼児期、学童期の情報、あるいは養育者のお話はとても重要になります。
また、その後の生活を共にされた配偶者や職場の方などのお話しも有用です。
加えて、各種心理検査、血液検査などの医学的検査などを行い、総合的に判断して、ご本人と相談して解決方法を検討いたします。

対象とする疾患

神経発達障害全般

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